命のアナウンス、南三陸町の一万人の命を救った一人の女性
3月11日、宮城県南三陸町で、自分の命を犠牲に最後まで、防災行政無線で避難をよびかけるアナウンスをおこなった一人の女性がいた。
宮城県南三陸町役場危機管理課の遠藤未希(24)さんである。
「ただいま津波が襲来しています、高台へ避難してください」
彼女は、最後まで声を振り絞って住民へ避難を呼びかけた
たくさんの命を救ってくれて、ほんとうにありがとうとしか言いようがない。
↓被災前
↓遠藤未希さんが居た役場別館の防災対策庁舎が津波にのまれた瞬間
↓この屋上から東南方向を撮影した写真
↓庁舎屋上の無線用鉄塔やフェンスにしがみついていた内の10人だけが助かった
↓津波が引いた後は、見るも無惨な状態となった
参考
http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/worldnews/8429830/Newly-released-pictures-show-people-clinging-on-for-their-lives-as-the-tsunami-hit-Japan.html
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/uploads/photos1/2064.pdf
自らの任務を最後までまっとうした遠藤未希さんは日本人の誇りだ!
人生はどれだけ長く生きたかではない、どれだけ人や社会の役にたったかが大切なのだ。
彼女のアナウンスのおかげで、南三陸町の一万人の人の命が救われた。
この防災対策庁舎は、この災害を二度と忘れないためのモニュメントとして残すことができればと宮城県南三陸町の佐藤仁町長は言った。
日本人は、この災害の記憶を永遠に忘れてはならない。
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