【鳩山首相辞任】さよならありがとう鳩山メモリアル特集〜鳩山由紀夫の功績

周知の通り鳩山首相が辞任した。
突然の辞任劇により円全面安、ドル高騰で、おいらは大損した訳だが・・・orz

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この無能なるハトは、我々国民に一体何を残したのだろうか？今回は「さよならありがとう鳩山メモリアル特集〜鳩山由紀夫の功績」と題して鳩山由紀夫総理大臣の８ヶ月の功績を検証してみた。

「自分の言葉に責任を持たない」こんな大人になったらダメだと思える見本となった！
今回の突然の辞任劇の真意は選挙前の国民の目をくらますような戦法なのは明らかだが、鳩山由紀夫はかつて野党時代にはこのような事を言ってたっけ・・・

民主党鳩山代表「選挙前に首をすげかえる国民の目をくらますような戦法をとるのはやめるべき」
この総理のこれまでの数々のブーメラン発言によって国民はみんな、「自分の言葉に責任を持たないといけない！」こんな人間になったらダメだと改めて学んだっけ・・・・

政治とカネの問題を自らの不正により国民に厳しい見方を改めて認識させた！

小沢一郎を道連れに出来て笑顔の鳩山総理と微妙な表情の小沢一郎（笑）
鳩山の最大の功績は、なんと言ってもあの政治と金の権化、自民党時代の古い体質をいまだ踏襲する日本で最後の金権大物政治家・小沢一郎を道連れにした事ではないだろうか！その本人も巨額脱税して、国のトップ自らが贈与税は黙っていれば払わなくて良いという裏技を教えてくれた訳だけど・・・。これによって、政治とカネの問題は民主党にも沢山あるんだと、どんなに綺麗事を並べても結局自民党とあまり変わらない政党だったという事に国民が気づけたっけ・・・。そして、これからは政治とカネの疑惑がある政治家は徹底的に叩く必要がると感じる事ができた。鳩山由紀夫は自らを犠牲にして国民にそんな今までは分かっていても見ない振りをしていた国民の感情を引き出すことに成功したんだ！

国防と沖縄の負担などの諸問題をこれほどまでに国民に問題提起した政権はかつて無かった！

そして普天間問題・・・実はおいらはこの普天間問題に関しては、けっこう鳩山由紀夫には期待していた。それはなぜかというと、これまで沖縄の問題、在日米軍の問題、日米安保、日米地位協定、対米従属、安全保障などこれまでの自民党時代の政府や総理大臣が国民に知られないように行ってきた数々の問題や疑問を居酒屋のつまみレベルまで国民に意識させる事に成功したからだ！この沖縄の問題で特に問題なのが日米地位協定で、この日米地位協定によって裁けない米軍の軍人の横暴に対してこれまで自民党政権は何もしてこなかった。結局、鳩山由紀夫もこの日米地位協定にはまったく踏み込めなかった訳だが・・・。
鳩山由紀夫は自身がかかげる日本独自の自国防衛という信念への第一歩として対米対等外交、普天間の国外（最低でも県外）移設を行おうとした。実現出来るか出来ないかは別として、このような行動を起した総理大臣はこれまでにいなかったのは事実でもある。結果を見れば、大口叩いた対米対等外交は口だけで結局これまでの自民党と同じ対米従属外交であったし、普天間の国外(県外）移設は何の根回しも無い行き当たりばったりの約束だったという事が露呈した訳で、おいらの期待は全くの期待はずれだった訳だが・・・。鳩山総理は、米国、中国、韓国などの各国の思惑、外務省、防衛省の思惑、対米従属メディアの思惑、社民党、平和団体、他、とにかくあらゆる組織からの妨害される事をどこまで想定して行動していたのか、今となっては疑問が残る結果となった。さらに尖閣諸島は日本の領土では無いという驚くべき認識も露呈。そう言えばかつて鳩山総理は「日本は日本人だけの物では無い！」という発言を行った事もあったっけ・・・。つまり鳩山総理の言う日本独自の自国防衛、対米対等外交というのは、国民を騙す為のウソ偽りだった可能性が高いと言わざるえない。最近では、反米保守のフリをした偽装反米保守、つまり反米親中左翼（中国共産党工作員）じゃないかと疑っている所だ。まあ、結果として日本人が自国の安全保障と沖縄への負担についてもっと真剣に考えるきっかけになったと言うのが功績なのだろうか・・・。

天下り税金ピンハネシステムに初めて本格的に切り込んだ政権！

そして、鳩山政権で唯一評価が高かったのが「事業仕分け」ではないだろうか？政権の不祥事や偽装マニュフェストを誤魔化す為の茶番劇と言われ続けたが、まあ、自民党政権時代に国民の税金をどれだけ官僚など天下り役人どもにピンハネされ続けてきたのかが、これまでよりも具体的に分かってそれはそれでよかったと思った。おいらは、天下り税金ピンハネシステムのこれまでの公益法人はすべて一旦廃止してゼロベースから構築し直す必要があると思っていた訳で、官僚と運命共同体の自民党では、そんな事は絶対無理だと思っていた訳だから、ゼロベースは無理としても、実際に仕分けを行った点は評価できるのではないだろうか？ただ今回行った事業仕分けは公益事業全体の約１０分の１に過ぎず、残り約９０％の天下りピンハネシステムは放置するようである。その理由は民主党との利害関係が絡んでいる公益法人がけっこうあるんじゃないかとおいらは疑っている訳なんだが、もしそうならやはりこの事業仕分けは茶番劇だったと言わざるえない。もし違うと言うのであれば、どんなに時間がかかっても全事業を仕分けして欲しいというのが国民の本意なのではないだろうか。また、仕分け結果の予算への反映もまったく不明確で、仕分けされた事業が最終的にどうなったかまで国民に示す予定が無く、自民党のやり方と同じで後からこっそり復活なんて事になる可能性もある。そうならない為にも最低でも定期的に仕分け対象になった事業を監視する仕組みも検討されるべきだろう。また無駄を削減するだけ削減して、新たな公共事業は全くしないので景気回復には逆効果であった。こういったおいらのような素人でもちょっと考えれば思いつく問題点を民主党の議員は気がつかないのだろうかと思ってしまう。

マニフェストは選挙に勝つための偽装だという事を国民に気付かせた！

先の衆院選で民主党と鳩山由紀夫は、マニュフェストやテレビで、いろいろな人達に美味しい事を言って選挙で大勝した訳だが、未だに何一つ国民が満足する形で実現していない。嘘で過大な期待をもたせて集票というのが民主党の選挙のやり方だったが、本当に政権取っちゃったから困ったっていうのが現実なのだろうか？高速道路無料化、ガソリンの暫定税率撤廃、すべて先送り。公立高校無償化、子ども手当の代わりに扶養控除･配偶者控除を廃止で結局増税。嫌な事は全て先送りする事がベスト、そのしわ寄せは自分たちジジイが死んだ後の世代へ押しつける。外国人参政権など国民が反対する売国法案は、すべてマニュフェストから削除して政権取ってから実行しようとしたり・・・・ウソ、嘘、うそ、嘘で塗り固められた恐ろしいマニュフェスト、こんな偽装マニュフェストに騙されて民主党に投票した国民を欺き詭弁で乗り切ろうとする民主党議員たちの姿を、国民はもう誰も信用に値するとは思っていないだろう。

デフレスパイラルをさらに加速させ国民がいろんな物を安く買えるようになった！

この鳩山政権はまったくと言っていいほど経済政策を行わなかった。前麻生政権の景気対策と外需回復で一時的に回復した日本経済だが、驚く事にこの鳩山政権は、景気回復のカンフル剤とされる公共事業をことごとくカットし、自分たちの選挙対策の為としか思えないバラマキ政策だけを強行しようとしてきた。その結果、歳出は過去最大の９２兆円に。当然財源不足に陥り新規国債発行の発行額は過去最悪の４４兆円に膨らんだ。鳩山由紀夫は「２０２０年までに１９９０年比で温室効果ガス２５％削減」という実効性不明で日本経済を崩壊させかねない目標を勝手にぶち上げ、その地球温暖化対策基本法案を衆院で強行採決した。鳩山政権誕生後８ヶ月でデフレが加速し、庶民は物を安く買うことが出来るようになった代わりに、ボーナスカットなど収入は激減し、日本経済は、かつて無いほどの非常に危険なデフレスパイラル超加速ノーブレーキ状態となりつつある。

他の鳩山由紀夫の業績は・・・
・世襲議員がアンポンタンだという事を改めて気付かせてくれた
・日教組という反日教師の実態を国民に明らかにしてくれた
・鳩山総理を見て、これまでの総理大臣が意外とまともだったと気付かせてくれた
・無茶苦茶なマニフェストを妄信して投票した有権者に投票の責任を気づかせてくれた
・民主党の支持母体が本当に韓国民団とか朝鮮総連やヤクザだという事を確認させてくれた
・民主党議員は日本の国旗が嫌いだと事実を知ることが出来た